芝生の匂い

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zoom RSS ナカタヒデトシ

<<   作成日時 : 2006/07/03 23:49   >>

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おそらく日本中で、いま自分と同じように、
ブログやら掲示板やら、プロの記事やらを
書いているところだろう。

自分も今思っているこの気持ちを残しておこうと思う。
正解なんて、ヒデ自身にしか分からないのだが。

僕はヒデに対して今までもそんなに思い入れは無い。
おそらく初めて彼のプレイをスタジアムで生観戦したのは、
パルマvsレッジーナ@パルマだと思う。
2002年12月10日だっただろうか。
NAKA対決としてジーコの御前試合として注目を
集めた試合だったと思う。
ヒデは、フル出場したけども右サイドでなんともやりづらそうに
プレイしていたのを覚えている。
しかし彼はパルマ(という時はまだ)でしっかり自分としての
プレイをし、確かに中心選手だった。

その後何試合か見ているが、
最後は2006年6月22日ブラジル戦@ドルトムント。
後出しと思われるかもしれないが、孤高の戦士がそこにいた。
クロアチア戦ではそれほど感じなかったが、ブラジル戦は、
ピッチに近かったこともあり、何か違うオーラがあった。
試合後に、観戦仲間達は「ヒデはだめだ」と飲みながら
言っている中で、僕はその意見に違和感を感じていた。
確かにかみあってなかったし、走れなくなって、
ミスが多いのが目立ったのは確かだった。
でも僕にはその意見は違和感を感じていた。
あの日本当の意味で戦ったいると感じた選手は、
GK川口とヒデだけだったのではないか。
少なくともゴール裏で僕が感じたことだった。

みんなと意見が一致したのは、フィオレンティーナでも
ボルトンでフル出場できてていないから、
90分もたないという点。

ピッチの中央で倒れこんでいるのを横目に、僕はスタジアムを去ってしまった。
彼がスタンドにむけて挨拶に来るまで待たずに。
まさかこんなことになるとは思わなかったからだ。
これは後悔している。

ヒデは、パイオニアとして日本サッカー界が世界と渡り合うための扉をあけた。
'98年フランスW杯。当時世界最強といわれたセリエAへの移籍。
その功績はあまりにも大きい。
だがパイオニアであるが故に、マスコミ、ファン、そして選手達と、
軋轢もあった。理解されない悩みは、あっただろう。
それは、近しい人々のコメント等でも明らかだ。

自身の公式HPに
「傷つけないようにと胸の奥に押し込めてきたサッカーへの思い。」
とある。

なんと自分を表現できない人間なのだろうか。
その不器用さ、実直さが自分を苦しめたということか。
天才ゆえの悩みなのか。

いつか彼と同じようなプレイを考えを当たり前のように
表現できるように日本のサッカー界は成長するのだろうか。

むこう10年間いやそれ以上出てこない不世出の英雄となるのだろうか。

僕は彼を犠牲にしてはいけないと思う。
オシム代表監督問題で揺れる日本サッカー界だが、
選手が戦うのだということをその背中で魅せてくれたヒデに
心からお疲れ様と言いたい。

そしていつかまた日の丸を背負ってピッチに帰ってきて欲しい。
日本代表の監督として。
そして自分が成し得なかったことを自分の育てた選手達とともに、
成し遂げてほしいと思う。

そのスタンドで僕もまた一緒に戦いたいから。


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内 容 ニックネーム/日時
22日のドルトムントは、メインスタンドだったので、ゴール裏に挨拶して、とぼとぼ寂しそうに歩いて、ロッカー・ルームに消えるヒデを最後まで見届けました。それを見て、”終わったな”って感じを受けました。
私のもっとも印象に残っている彼の試合は、TVやスタジアムでいろいろ見ましたが、A代表初召集後の国立の韓国戦です。あれだけインパクトのある代表デビューをした選手は、記憶になし。
番外では、ローマ時代のスクデットを決定的にしたユベントス戦です。あのミドルは凄かった。

ドイツの観戦記も、楽しく読ませてもらいました。
Liverbird
2006/07/09 00:53
Liverbirdさん。こんにちわ。
ドイツ観戦記読んでいただき、
有難うございました。

Liverbirdさんの観戦記も楽しみに
読ませていただいてますよ。
muna
2006/07/16 10:39

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